定期保険と終身保険、その違いは保障期間ということでしたが、それでは、それぞれの保険はどのような人に適しているのでしょうか。各保険のメリットとデメリットを交えて、確認してみましょう。

定期保険が向いてる人は?

定期保険のメリット・デメリット

まず、定期保険のメリットは、ライフプランや景気動向に柔軟に対応できるという点。終身保険の場合、途中で保険を見直す機会が持てず、加入時に保障内容をしっかりと検討する必要がありますが、定期保険では、更新時の状況に合わせた見直しが可能になります。また、保険料が割安のため、収入が多くない時期にも、必要な保障が得やすいのもポイントでしょう。

一方、デメリットとしては、一般的に更新時の保険料が高くなることや、更新ができないタイプの場合、健康状態によっては、新しい保険の加入が難しくなるという点です。定期保険は、限られた期間のみ保障するのに適した保険であることから、例えば、20代の若い世代で経済的にゆとりがなく、保険料を抑えたい時期の医療保険などに向いていると言えます。

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