雑貨デザイナーの宇田川一美です。梅雨前の初夏の日差しのまぶしい今日この頃、インテリアも、さわやかにすっきりさせたいですよね。今回は、こんな収納に便利なワイヤーバスケットを作ってみました。
インテリアの主役にもなれそうなワイヤーもの。玄関先に、フェイクグリーンと洋服ブラシをいれて置いてみました。「手作り」と言ったら、お客さんに驚かれそう。
さあ、作ってみましょう
使う材料は、焼き網2枚と園芸用砂ふるい。この3つが基本の素材です。
まず、焼き網をゆるめのU字型に手でまげます。このとき、周囲をぐるりと囲んだワクから網目のワイヤーがはずれないようにして。すこしずつ折り曲げていきます。
折り曲げたら、組み立てる前に形状の確認。砂ふるいに2枚を立ててみます。
次に、つなげる工程に進みましょう。
結束バンドでつなげてゆきます
ここで登場するのが、結束バンド。園芸用コーナーの棚にあります。これがまた、便利なアイテムなのです。
砂ふるいと1枚目の焼き網のワイヤーの間に結束バンドを通して、つなげていきましょう。
ここからは細かい作業になります。「位置を間違えた!」と思ってもあせらず、ハサミで切って、新しい結束バンドに変えてしまいましょう。
片側の焼き網もつなげます。ピン! と出たバンドの先端は、あとからハサミで切ります。
できあがり!
2枚目の焼き網を合わせるときに、上のほうをすこし開いた形にして出し入れがしやすい形にしました。
風を通し、中身も見えるワイヤーバスケットは、湿気の多いこの時期、機能的にもおすすめです。玄関小物の置き場や、ダストボックスにも!
作り上げた満足感もなかなかです。ぜひ、おためしください。
著者プロフィール: 宇田川一美(うだがわかずみ)
雑貨デザイナー。フリーでメーカーとの商品企画や販促やMD 提案など、雑貨に関する多様な事に関わっています。また、手づくりのワークショップも行っています。
著書に『イラストとクラフトで手づくりライフログノート』(技術評論社) 『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)など。
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