メルセデス・ベンツ日本は、新型「Eクラス クーペ」を全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売すると発表した。クーペでありながら広い室内を実現し、「完全自動運転」にさらに近づく安全運転支援システムを標準装備する。
新型「Eクラス クーペ」のスタイリングは、メルセデスクーペの伝統である流れるようなルーフラインと、力強いリアエンドを踏襲。乗員4名が長距離ドライブでも快適に過ごせる室内空間としている。インテリアには、2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを1枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイを装備。そのデザインは「クラシック」「スポーツ」「プログレッシブ」の3種類から選ぶことができる。
「Eクラス」の大きな特徴である「インテリジェントドライブ」は大幅に進化した。緊急時のステアリング操作をアシストする「緊急回避補助システム」、衝突時の衝撃音から乗員の耳を保護する「PRE-SAFEサウンド」、歩行者に加えて交差点での車両飛び出しにも対応した「アクティブブレーキアシスト」などを装備する。
高速道路でウインカーを2秒以上点滅させると、システムが周囲の車両と衝突の危険がないことを確認し、自動的に車線変更する「アクティブレーンチェンジアシスト」も装備。先行車との車間距離を調節し、先行車が停止すると自動で停止する「ディスタンスパイロット・ディストロニック」は、高速道路だけでなく都市や郊外でも作動する。
価格は「E200 クーペ」682万円、「E200 クーペ スポーツ」750万円、「E300 クーペ スポーツ」835万円、「E400 4マチック クーペ スポーツ」1,037万円(すべて税込)。