JR四国の特急形電車8000系のうち3両が台湾鐵路管理局(台鉄)の車両800型のデザインを施したラッピング列車となり、3月末から運行されている。JR四国と台湾鐵路管理局の友好鉄道協定1周年相互記念事業に一環で登場し、ゴールデンウィーク期間中には特急「しおかぜ」として本州に乗り入れ、岡山駅まで運行されている。
8000系のラッピング列車は白地に青色・黄色のラインを配したデザインで、車体側面にJR四国と台鉄の友好鉄道協定1周年を記念したロゴマークも掲出された。この列車は2018年2月28日まで運行予定とされ、10月13日までおもに予讃線の特急「いしづち」下り3本(「いしづち3・15・27号」)・上り3本(「いしづち4・16・28号」)で使用される。
ラッピング列車の走行区間は変更される場合があり、ゴールデンウィーク期間をはじめ多客期は特急「しおかぜ」の一部列車が8両編成に増やしての運行(「しおかぜ」「いしづち」の併結運転は中止)となるため、ラッピング列車も岡山駅まで運行される。上り「しおかぜ」ではラッピング列車3両を先頭に瀬戸大橋線を走る姿を見られる。
JR四国と台湾鐵路管理局の友好鉄道協定1周年相互記念事業では、台湾鐵路管理局の800型8両もJR四国8000系のデザインを施したラッピング列車となり、「通勤・通学用車両として、台北駅、松山駅等の都市間で運行」しているとのこと(走行期間は2018年6月30日まで)。その他、10月13日までスタンプラリーも実施されている。