ライバルひしめく小型SUV市場

Q2と競合しそうなクルマは多い。輸入車でいえばメルセデス・ベンツ「GLA」がいるし、サイズ感からいえばBMWの「MINIクロスオーバー」あたりと迷う人も出てくるかもしれない。国産メーカーであれば日産自動車「ジューク」やマツダ「CX-3」が思い浮かぶし、先日フルモデルチェンジを遂げたスバル「XV」も強敵なのではないだろうか。

このようにライバルも多い市場だが、アウディがブランニューモデルとして型破りな小型SUVを投入してきたところからは、新しい顧客とコミュニケーションを始めたいという同社の強い意思を感じる。国産車ユーザーでも頑張れば手が届く価格で、若い人にはファーストカーにもなりうると斎藤社長が語るQ2。狙い通りの日本デビューを果たせるかどうかに注目したい。