横浜ゴムはこのほど、神奈川県川崎市中原区(最寄り駅: 武蔵小杉)に新しい社宅・社員寮の複合施設「シエント武蔵小杉」を建築し、3月末から受け入れを開始した。

横浜ゴム社宅・社員寮の複合施設「シエント武蔵小杉」の外観

1968年に建設された男子寮を建て直したもの。改築に当たっては、社員間コミュニケーションの活性化、災害時の安全性や対応力の向上、社員への安全な住居の提供の3つをコンセプトとし、社宅、男子寮、女子寮が一体となった複合施設とした。

男子寮および女子寮は合計50部屋(ワンルームタイプ/22.35m2)、社宅は30部屋(3LDKタイプ/66.12m2)、ゲストルームは1部屋の計81部屋を備えている。また、特殊工法によりセキュリティーやプライバシーを十分に確保しながら、男女の入居希望者数に応じて男子寮と女子寮の部屋数を変更できる仕様となっている。

大人も子供も集えるキッチン付共用ラウンジ

中庭やパティオ

性別や世代を超えたコミュニケーションの深化を狙い、1階には大人も子供も集えるキッチン付きラウンジ、大人が静かな空間で学習できるライブラリー、中庭やパティオ(壁や柱廊で囲われた戸外の空間)など多彩で快適な共用スペースを設けた。