東京都交通局はこのほど、都電荒川線の2つの停留場に副名称を設定すると発表した。導入日は3月26日で、熊野前停留場に「首都大学東京荒川キャンパス前」、荒川二丁目停留場に「ゆいの森あらかわ前」の副名称が付く。

都電荒川線8900形

設定した副名称は、停留場名標や車内路線図、デジタルサイネージ、車内放送などで順次使用される予定。都電荒川線では現在、東池袋四丁目停留場に「サンシャイン前」、荒川一中前停留場に「ジョイフル三ノ輪前」の副名称が設定されており、これで4つの停留場に副名称が設定されることになる。

都電荒川線では、愛称案への投票受付も実施中。「東京●●トラム」の「●●」に入る言葉を「ローズ」「さくら」「フラワー」「ブルーム」「クラシック」「レトロ」「ノスタルジック」「レガシー」の8つの案から投票で選び、外国人を含む観光客に親しみやすい愛称として用いる予定だ。東京都交通局特設サイトから誰でも投票できるほか、都営地下鉄各駅に設置された応募箱への投函、募集チラシ付属のはがきでの郵送でも受け付ける。募集期間は4月7日までで、4月下旬に結果を発表する。