ディスコは3月17日、「就職活動調査(3月1日時点)」の結果発表した。調査は3月1日~6日、2018年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)で、同社サイト「キャリタス就活 2018」の学生モニターである1,423名を対象に、インターネット調査法で行われた。

「エントリー社数」

3月1日時点での、一人あたりのエントリー社数は平均26.3社。前年の25.0社を1.3社上回った。一方、今後のエントリー予定社数の平均は16.4社と、前年の22.2社を5.8社下回った。

「選考試験の受験状況」

選考試験の受験状況については、既に37.9%の学生が「エントリーシートを提出」しており、提出社数は平均3.8社(前年同期比+0.2社)となった。また、「筆記・WEB試験を受験した」学生は41.3%(同36.6%)、「面接試験を受験した」学生は33.9%(同30.0%)にのぼり、いずれも前年同期を上回った。

「3月1日現在の内定状況」

既に内定を取得している学生の割合は6.0%(前年同期比+1.0pt)、内定社数は平均1.3社となった。また、内定取得者のうち20.9%が「就職活動を終了した」と回答した。

「志望業界」

現時点で「志望業界を決めている」学生は92.7%。具体的な志望業界を40業界の中から5つまで選んでもらったところ、「銀行」(20.5%)、「水産・食品」(17.4%)、「素材・化学」(16.1%)が、前年同様に上位となった。

また、前年10位だった「情報処理・ソフトウェア」と「情報・インターネットサービス」が、それぞれ4位、5位へと順位を上げた。

「就職活動を終了したい時期」

就職先を決定して「就職活動を終了したいと思う時期」を聞くと、25.6%で「6月上旬」に回答が集中し、前年の20.6%から5.0pt増加した。また、6月の選考解禁を待たずに終了したいという学生は21.6%となり、前年を7.1pt上回った。