ヴォーカーズは3月14日、「就職内定、オヤカクOK企業ランキング」を発表した。調査は2007年7月~2017年3月、就職・転職のためのリサーチサイト「Vorkers」に投稿された会社評価レポートのうち、回答者数が10人以上ある上場企業1,339社のレポート回答69,796件を対象としている。

「就職内定、オヤカクOK企業ランキング」

企業が、内定を出す学生に対し「入社を親は承諾しているか」と確認する、または学生の親に企業が直接連絡をとり確認する行為「オヤカク」。近年増えている「親からの反対による内定辞退」を防ぐための対策として、新しい就活用語となっている。

この調査では、親世代からの信頼材料の一つとして挙げられる「上場企業」に絞り、「待遇の満足度」「人材の長期育成」「法令順守意識」の3指標の合計値でランキングを作成している。

ランキングの結果、1位住友商事、2位三菱商事、3位三井物産、4位トヨタ自動車、5位日本郵船、6位東燃ゼネラル石油、7位四国電力、8位伊藤忠商事、9位アステラス製薬、10位日清製粉グループ本社となった。

総合商社をはじめ、有名大手企業が並んだランキングには、「入社理由」の社員クチコミにも「事業基盤の大きさ」や「ネームバリュー」といったワードが見られたという。