日々の生活に潤いをもたらす「趣味」。独身時代はどんどんお金をつぎ込んでいたが、結婚してからは配偶者の目が厳しくてお金をかけられなくなってしまったという人も多いのでは?
そこで今回は、マイナビニュース会員のうち既婚男女600名に「配偶者の趣味に関わる出費」について質問してみた。
Q. 配偶者が趣味にかける出費について、年間何円までなら許容できますか? 最も近い金額を選んでください。
・~10万円……30.3%
・~30万円……17.7%
・~5万円……13.3%
・~3万円……11.5%
・~1万円……10.5%
・100万円以上……5.6%
・5,000円以下……4.3%
Q. その理由を教えてください
10万円
・「チケット購入と交通費などを考慮すると、1回1万円程度はかかると思うから。これ以上はかかりすぎだと思う」(37歳/男性/世帯年収401万円~600万円/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)
・「男の方はお付き合いもあるでしょうから、これくらいはと思います。ゴルフのコースに6回行ける金額です」(55歳/女性/世帯年収401万円~600万円/その他/その他・専業主婦等)
・「お小遣いの範囲なら何をどう使ってもいいかなと思う額が10万円くらいだから」(35歳/女性/世帯年収801万円~1,000万円/繊維・アパレル/事務・企画・経営関連)
・「お金があるとあるぶんだけギャンブルに使うので月1万円程度なら」(30歳/女性/世帯年収400万円以下/その他/その他・専業主婦等)
30万円
・「稼ぎがあり、生活費さえちゃんとくれたらいくらでも好きに、どうぞ! って感じですね」(41歳/女性/世帯年収601万円~800万円/その他/その他・専業主婦等)
・「2万円×12カ月にちょっと色を付けた金額」(42歳/女性/世帯年収801万円~1,000万円/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「所得から住宅ローンなどを除くすべてを使われてしまっています。このくらいにしてくれたらいいのに」(51歳/女性/世帯年収601万円~800万円/その他/その他・専業主婦等)
1万円~5万円
・「家計に支障が出なければOK。相手の自由は最大限尊重する。また、そうでなければ結婚生活は破綻する」(77歳/男性/世帯年収801万円~1,000万円/その他/その他・専業主婦等)
・「家計に余裕があればある程度自由にしてもらっても良いと思うけれど、子供が生まれたら何かとお金がかかるし、将来のことも考えて蓄えた上で、余った分を趣味に回してほしいと思う」(30歳/女性/世帯年収401万円~600万円/その他/その他・専業主婦等)
・「同僚やよその人の前で恥をかかせたくないので、そこそこ持たせておきたいけれど、あまり持ちすぎると、へんな遊びを覚えてくるので、締めるため」(35歳/女性/世帯年収801万円~1,000万円/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「さんざん独身時代に趣味で浪費しまくったのだから、今は己の趣味を自重して、将来や子供のために使ってもらいたいから」(39歳/女性/世帯年収401万円~600万円/その他/その他・専業主婦等)
100万円以上
・「許しているわけでもないし憎々しく思っているが、実際にそれくらいの金額を使われても、いまだに離婚していないので」(44歳/女性/世帯年収801万円~1,000万円/その他/その他・専業主婦等)
・「配偶者が年間いくら趣味に費やそうと、それ以上の金額を入れてくれれば良いだけだから。年間2億円家に入れてくれるなら、年間200万円趣味に費やしたところで何の問題もない。むしろ、それ以上に稼いでいるなら、どんどん費やすべきである。相対的な問題で金額の数値的な問題ではない。1円も家に入れない者は、趣味に金を費やすなど言語道断の沙汰」(36歳/男性/世帯年収401万円~600万円/食品/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「本人が希望するなら、いくらでも使っていいと思う。本人は、浪費家でもないし、浪費を希望していません。しかしながら、本人が希望するなら、いくらでも出してあげたいと思っていますし、それができる経済状態を維持していく自信があります」(65歳/男性/世帯年収401万円~600万円/建設・土木/建築・土木関連技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「それでも今の仕事を続けてもらえるなら安いと思うから。仕事がつらいから辞めたいとよく言うので」(45歳/女性/世帯年収601万円~800万円/その他/その他・専業主婦等)
・「配偶者が自ら稼いでいるお金、または貯金しているお金は自由に使ってもいいので」(40歳/男性/世帯年収1,000万円以上/電力・ガス・エネルギー/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
5,000円以下
・「平均的な年金生活者であればこんなものではないか」(69歳/男性/世帯年収400万円以下/その他/その他・専業主婦等)
・「お金をかけないスタンスを見せてほしいから。実際にはもう少しかかってもよい」(42歳/女性/世帯年収601万円~800万円/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「自分たち夫婦が我慢して子供に使ってあげたいから」(35歳/男性/世帯年収401万円~600万円/生命保険・損害保険/営業関連/会社員・公務員・団体職員)
・「余裕がない生活をしているのに、ぜいたくは許せません」(30歳/女性/世帯年収401万円~600万円/官公庁/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
総評
配偶者が趣味にかけるお金の許容範囲については「年間10万円まで」「年間30万円まで」が5割を占めた。月1万円~3万円程度であれば家計に大きな影響はなく、資金が少なすぎることもないと考える人が多いようだ。
「年間100万円以上」と回答した人は5.6%。月割りで8万円以上の出費を許容する人はどのような人かというと、「稼いでくれれば問題ない」と条件付きで割り切るタイプから「憎々しく思っているけど離婚はしていない」というタイプまで、さまざまな人がいた。
また、「5,000円以下」と回答した人は4.3%。趣味にまわすほどお金に余裕がない、という人もいれば、お金のかからない趣味だから実質このくらい、という人も見受けられた。
今回のアンケートでは、旅行やゴルフ、乗馬、ギャンブル、芸能人の追っかけなど配偶者がお金のかかるものにハマって困っているという嘆きの声も集まった。
調査時期: 2016年12月4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 既婚男女600名
調査方法: インターネットログイン式アンケート