ソラシドエアとAIRDO、スターフライヤーは3月3日、3社共同企画「ソラドゥスタープロジェクト」として、「ひなまつり共同イベント」を実施。3社のCAが地上に降り、各社自慢の機内スープ詰め合わせを羽田空港にて乗客たちにふるまった。
ソラドゥスター第3弾でひなまつり
このソラドゥスタープロジェクトは、2016年12月に発足したもの。元々はソラシドエアとAIRDOの両社間で、航空券の相互発売や手荷物の乗り継ぎ運送などが可能になる連帯運送契約を2015年3月に開始したのがきっかけであり、2社で実施していた共同イベントを3社に拡大したのが、このソラドゥスタープロジェクトとのこと。第1弾は3社間のマイル/ポイントを利用した合同キャンペーン、第2弾は機内スープ対決、そして今回のひなまつり合同イベントが第3弾となる。
ひなまつり合同イベントは、3月3日の羽田=北九州線(スターフライヤー便、2便)、羽田=宮崎/熊本線(ソラシドエア便)、羽田=新千歳線(AIRDO、2便)の計6便で実施。このイベントにあわせて、ソラドゥスタープロジェクトの横断幕も作ったと言う。
選べないから……全部プレゼント!
乗客にプレゼントされたスープは、3社自慢のスープが詰め合わせになっている。ソラシドエアからはアゴユズスープを。九州の航空会社として九州の素材にこだわっているのが同社ならではで、このスープにも長崎県産のアゴ(トビウオ)と大分県産のゆずを使用している。このスープを機内で飲むことを楽しみにしているという乗客も多いそうだ。
AIRDOからは、じゃがバター、たまねぎ、ごぼうの3種類。カラフルなパッケージには、AIRDOのマスコットキャラクターであるベア・ドゥも描かれている。北海道の航空会社として、北海道の自然の恵みをギュッと凝縮したスープは、リゾットやパスタなど料理にもぴったりだ。
スターフライヤーは、オニオンスープまたはミネストローネをプレゼント。たまねぎの甘さが生きたオニオンスープは羽田到着便/福岡→中部線限定で、トマトをたっぷり使ったミネストローネは羽田出発便/中部→福岡線限定で、それぞれ提供されている。機内ではラスクとともに提供されるのもうれしいところだ。
対象第2便のSFJ77便(11:15羽田発/13:05北九州着)にはこの日、153人(幼児3人含む)が搭乗。CAのほか、オリジナルの法被をまとったスタッフたちが、搭乗口にて乗客一人ひとりにスープ詰め合わせをプレゼントした。また、この便は2月4日就航した特別塗装機「相棒-劇場版IV-ジェット」でのフライトとも重なり、乗客にとっても特別な一日となっただろう。