STIIK PROJECT(スティック プロジェクト)は3月28日、"カトラリーのような箸"というコンセプトで開発した箸「STIIK(スティック)」を、北欧雑貨&インテリアの通販サイト「KOZLIFE」にて発売する(※"カトラリー"は、ナイフやフォークなどの洋食器のこと)。
現代の日本人は世界中のグルメを味わうことができ、朝はサンドイッチ、昼は中華、夜は和食というように、自由に食事を楽しんでいる。同商品は、今の日本に暮らす人の自由な食生活スタイルに合うようにデザインされ、進化した、"カトラリーのような箸"となるという。
和洋が混在する現代の食事のシーンにおいて、カトラリーと並べてもより美しくなじみ、より機能的に気軽に使えるように追求し形を進化させた。しなやかな竹製で、食べた時の美しさと、用途に耐えうる強さの両方を追求することで導き出された寸法は、箸としては少し長めの26cmとなっている。
江戸時代、箸の理想の寸法は親指と人差し指を広げた長さの1.5倍=「一咫半(ひとあたはん)」と決められた。しかし、それから300年あまりを経て、日本人の平均身長は伸び、机や椅子のサイズも高くなっている。そこで、これからの箸のスタンダードとなりうる寸法として、「現代人にとっての一咫半=26cm」を定義。和道具でありながら洋道具と並べて使って美しく、より機能的であることを追求した結果、26cmという長さが導き出され、竹という材質によってこのフォルムが実現したとのこと。
カラーは、野菜など食材そのものの美しい色を引き立て、シルバーとも相性の良いセラミックグレーを採用。繊細に盛りつけられたサラダをつまむにも、ハンバーグを頬張るにも、単純に白いご飯を食べるにしても様になるという。なお、カラーバリエーションは順次増やしていく予定となる。
カトラリーと一緒に食卓に並べて、誰かと一緒に楽しむ食事の席でわいわいと使ってもらいたいとの思いから、2人分(2膳)を1セットにして販売。価格は税別3,000円となる。販売は北欧雑貨&インテリアの通販サイト「KOZLIFE」より行い、以降は順次、販売店を拡大していく。