昨年12月の『M-1グランプリ2016』で王者に輝いたお笑いコンビ・銀シャリが27日、大阪・なんばグランド花月で行われたABCテレビの特番『M-1グランプリ2016リターンズ』(3月18日16:00~17:25 ※関西ローカル)で、優勝賞金1,000万円を贈られた。

『M-1グランプリ2016』の優勝賞金1000万円を贈られた銀シャリの鰻和弘(左)と橋本直

ステージ上で行われた贈呈式には、500万円のぶ厚い札束が入った2つの金封が登場。まずは橋本直が受け取り、「うわっ、さすがに重たいですね」と待ちに待った賞金に感無量の様子だったが、続いて鰻和弘がもらう順番になると、司会の陣内智則から思わぬ"待った"がかかった。

陣内は「鰻さん、あなた新婚旅行で会社から380万円借りてますね? キッチリ引かせていただきます」と現金をごっそり抜き取ると、続いて「笑い飯の哲夫くんにも20万円借りてますね? 哲夫から『取り立ててください』と頼まれてるので」と合計400万円の借金を問答無用で回収。さらに、源泉徴収の90万円が引かれ、鰻の手元に残ったのは10万円のみとなり、まさかの大減額に鰻は「マジすか!? なんでこんなことするんですか!」とがく然となっていた。

収録後に行われた会見でも「親に100万円あげるって言うたのに、10万円しかない…」と動揺が収まらない鰻。「嫁からDVDレコーダーの同時録画できるやつ買うてくれって言われてるし、家に世界一周旅行のカタログがある。また会社から借金するしかないかな…」と途方に暮れていた。

一方、"満額"を手にした橋本は「僕は金持ってる男なので、金目当てのどんなことで近づいてくれてもOKですから!」と有頂天だったが、報道陣から「相方にお金を貸してあげる気はある?」との質問が飛ぶと、「ありえないですね。一切ないです!」とキッパリ。「鰻くんの奥さんはきれいな方なので、それぐらいきれいな僕の未来の奥さんを紹介してくれたときのみ25万円貸します」と厳しい条件を突きつけ、「それでも安いわ!」と鰻にツッコまれていた。