俳優の坂上忍が21日、MCを務めるフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。宗教団体「幸福の科学」に出家した女優・清水富美加の告白本をきっかけに不倫騒動に発展したことについて、「相対的に配慮がない子」と苦言を呈した。

坂上忍

番組では、清水が17日に千眼美子(法名)の名義で出版した告白本『全部、言っちゃうね。』についてトーク。同書で過去の恋愛に触れたことがきっかけとなって、ロックバンド・KANA-BOONのベーシスト飯田祐馬がかつて清水と不倫関係にあったことを認め、所属事務所に報告したという騒動について話した。

坂上は「なんちゅう世の中なんだ」とつぶやき、「『全部、言っちゃうね。』っていう本ですけど、肝心なところはあんまり言っちゃってない。なんでか知らないけど、余計なこと言っちゃってるんですよ。その結果なんですよ」とコメント。「におわせちゃったら当然、ネット上で犯人探しって始まっちゃうんでしょ。で、いろんな方面に配慮した結果、彼は名乗り出たと思うんだけど、どうなのこれ」と顔をしかめた。

そして、「本を読んで感じたのは、しんどかったんだろう、自分のことをわかってほしいんだろう」と話し、「ちょいちょい周りに配慮しているような文面も見受けられるけれども、相対的に配慮がない子。じゃなかったらこんなこと書かない」との見方を示した。