経済産業省 資源エネルギー庁が1月25日に発表した石油価格調査(1月23日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円高い131.1円となり、7週連続で値上がりした。2015年11月16日(131.6円)以来の高値が続いている。
来週は8週ぶりに小幅な値下がり予想
石油情報センターは、「原油価格の下落と円高により原油の輸入コストは少し値下がりしたが、12月以降の原油価格の値上がりによるコスト上昇分がまだ小売価格に十分反映しきれていないため、値上がりした」と分析。来週の価格動向については「原油価格の下落と円高により輸入コストが下がっており、来週は8週ぶりに小幅な値下がりを予想している」と話している。
都道府県別にみると、24道府県で値上がり、12都県で横ばい、11県で値下がり。最も高かったのは長崎県の139.0円(前週138.9円)、最も安かったのは埼玉県の126.8円(同126.8円)だった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円高い141.9円と、7週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格も同0.3円高い110.5円と、同じく7週連続の値上がりとなった。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週から6円高い1,405円と、14週連続の値上がりとなった。