初めてのノロはつらすぎた……!

こんにちは、トイアンナです。今年もノロウイルスが全国的に大流行。昨年末には、一部の生食用牡蠣が出荷停止となる騒ぎもありました。

そんな中、「イギリス在住だから関係ないっしょ」とモリモリ生牡蠣を食べていたバカが私です。実はイギリスでも、ノロは"Winter Vomiting Virus(冬季嘔吐ウイルス)"という名で呼ばれる身近な存在だったのです。

※ここから先は赤裸々な症状が掲載されています。お食事中の閲覧はご遠慮ください。

ある日の中華料理店でソレは襲ってきた

生牡蠣をエンジョイしてから数日後、私は夫と夫の友人と一緒に中華料理店で晩御飯を楽しんでいました。が、どうにも気分が悪い。トイレへ念のため行ってみると、アッーー(自主規制)。その後は繰り返しお手洗いで、アッーー。

その瞬間に「ノロだ」と確信しましたが、何がピンチって外食中です。ノロウイルスは私のアッーーを経由します。このまま外にいたら、いたずらに感染者を増やしてしまう。

でも会食の相手は夫の友人だし、途中で帰ったら失礼かな……。なんて最初の20分くらいは思っていましたが、それ以降はムリでした。というか、10分おきにトイレを往復したので全員が察する事態となりました。

吐き気の隙を見て私だけ先においとまし、タクシーで帰宅。そこからはもう、便座とラブラブです。体の水分が抜け切っても「何か飲んだら絶対に吐く」という確信から水を飲むこともできません。もともとトイレ掃除は好きな方だったけど、ここまで頻繁に掃除したことがあっただろうか。トイレに神様がいるなら、私の掃除でさぞお喜びになったでしょうよ!

そして深夜3時に、ほろ酔いの夫が帰宅。
夫「大丈夫? って、まだ起きてるってことは、ダメってことですね」
私「はい、ダメです」

次の日も仕事だった夫は、私のそばから飛びのきました。そして数分後には、大量の清涼飲料水とミカンの捧(ささ)げものを置いて別室へ。感謝しつつも「神道の神様にでもなったのか」と冷静に突っ込んでしまった私。そのときはミカンを食べる余力もなく、しばらく神様気分を味わえました。

こうして発症後2日間は寝ることもできず、ひたすら30分おきにアッーー。「人体を洗濯機の脱水モードにかけるとどうなるか」を体験できましたが、楽しくなかったです。