少女マンガ誌「月刊ミステリーボニータ」(秋田書店刊)の人気連載で梅田阿比氏が描く『クジラの子らは砂上に歌う』のアニメ化が決定した。

砂の海を舞台にした新世代ファンタジー『クジラの子らは砂上に歌う』は、「このマンガがすごい!2015」オンナ編第10位、「次にくるマンガ大賞」ノミネート、さらに2016年春には2.5次元舞台化もされた話題作。

■『クジラの子らは砂上に歌う』あらすじ
砂がすべてを覆い尽くす世界。
砂の海を漂う巨大な漂白船"泥クジラ"で暮らす民の多くは、念能力"サイミア"を操る短命の少年少女だった。
「外の世界を知らず、泥クジラの上で短い一生を終える」
みんなと同じように、そう思っていた記録係の少年・チャクロは、ある日突然漂着した廃墟船の中、一人の少女と出会う――。

ここでは、アニメ化決定を記念して、原作者・梅田阿比氏から寄せられたコメントおよび描き下ろしイラストを紹介しよう。

■梅田阿比氏のコメント
この作品は、主人公のチャクロが「泥クジラという船の上で、自分たちが確かに生きていたことを伝えるために書き残した記録」という形式をとっています。
このアニメ化によって、さらにたくさんの人たちに彼らの「記録」を見ていただけるとしたら、作品やキャラクターたちにとって、とても幸せなことだと思います。
泥クジラとそこに生きる人々がアニメーションで動き出すのを、楽しみに待っています…!


また、アニメ化決定の発表に伴い、アニメ化告知ページが秋田書店HPにオープンするので、こちらもチェックしておきたい。なお、「月刊ミステリーボニータ」2月号(1/6発売)には表紙で登場。アニメ化の続報については「月刊ミステリーボニータ」本誌で随時発表予定となっている。

(C)梅田阿比(月刊ミステリーボニータ)2013