お笑いコンビ・ココリコの田中直樹がこのほど、主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『増山超能力師事務所』(5日スタート、毎週木曜23:59~)の取材に応じ、劇中で披露するシーンについて事前に注釈をつけた。

『増山超能力師事務所』主演のココリコ・田中直樹

このドラマは、誉田哲也氏の同名小説が原作。超能力を持った「増山超能力師事務所」の個性的なメンバーたちが、依頼人の悩みを解決するため探偵業に奔走する姿を一話完結形式で描き、田中はこの事務所の所長・増山圭太郎役を演じる。

田中は、この超能力を使用するシーンについて、「それぞれの超能力によって出し方が違うんです。能力によってポーズも違ったりするので、監督とも相談しました」とこだわりを明かす。劇中では、手でアゴを隠すようなしぐさもあるそうだが、「長いアゴを隠してるわけじゃないってことだけは、分かってください(笑)」と、報道陣に念を押していた。

今作には、相方の遠藤章造も出演するそうで、「お芝居の中でたっぷりとした間をとられる。『あれ?次誰のセリフだっけ?』ってくらいに間を取る。大御所俳優みたいで、そこがすてきでしたね(笑)」と、独特の演技をお気に入りの様子。コンビでのドラマ出演はずいぶん久しぶりだったと言い、「そういうことも楽しかったので、来年(2017年)もやっていけたらいいなと思いました」と意欲を示した。

そして、田中は最後に「SFなドラマの世界観をイメージしがちですが、超能力を使う中にも人間臭さがあったり、能力を使っていると疲れてしまったり、うまくコントロールできなかったりと、そういうSFの裏にある人間模様がこのドラマの魅力」と見どころを紹介。「各話のラストで、毎回スカッと満足していただける内容になっているので、ぜひ楽しんでいただけたら」と呼びかけた。