楽天リサーチはこのほど、「料理に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2016年12月2~3日、有効回答は20~60代の同社モニター1,000人。

20代女性の8割超、料理する理由「節約のため」

料理をする頻度を聞くと、「週に7回(毎日)」が38.8%で最も多かったものの、「週に0回」も38.3%を占めた。性年代別にみると、女性は年齢が上がるにつれてどの食事でも毎日料理をする人が増えたのに対し、男性は全ての食事で毎日料理をすると答えた割合は20代が一番多かった(朝食27.4%、昼食12.5%、夕食17.6%)。

「週に1回以上」は料理をすると回答した人に料理をする理由を尋ねると、「節約のため」が50.7%で最多となり、以下、「健康のため」が44.6%、「自分以外に作る人がいないので、必要に迫られて」が33.0%と続いた。

料理をする理由について(n=749)複数選択(出典:楽天Webサイト)

性年代別では、「節約のため」と答えた割合が最も多かったのは20代の70.1%で、特に20代女性では81.3%に上った。

性年代別・料理をする理由(n=749)複数選択(出典:楽天Webサイト)

1食分の料理にかける費用は、朝食と昼食では「500円以下」(朝食91.4%、昼食76.1%)がトップ。一方、夕食では「1,000円以下」(46.1%)が一番多く、次が「500円以下」(37.2%)となった。

2017年に購入したいと思うキッチン家電を質問したところ、約半数の49.8%が「特にない」と回答。他方、購入したいものでは、1位「ノンフライヤー・電気フライヤー」12.8%、2位「炊飯器」10.5%、3位「ホームベーカリー」9.4%の順となった。