東武鉄道はこのほど年末年始の列車運行について発表した。大みそかから元旦にかけて東武スカイツリーライン浅草~竹ノ塚間と大師線西新井~大師前間で終夜運転を実施。大師線は1月1~3日も増発される。年末年始に特急列車の増発も行われる。

東武鉄道は大みそかから元旦にかけて東武スカイツリーライン浅草~竹ノ塚間と大師線西新井~大師前間で終夜運転

特急列車は12月23日以降、浅草駅と東武日光・鬼怒川温泉方面を結ぶ特急「きりふり」「ゆのさと」「スカイツリートレイン」などの臨時列車を運転。「スカイツリートレイン」は他に太田発浅草行、大宮発浅草行も設定され、12月28・29日には北千住駅から会津田島駅へ「スカイツリートレイン南会津号」が運転される。特急「りょうもう」は12月28~31日・1月2~4日に浅草~太田間の列車が1往復増発される。

大みそかから元旦にかけて、東武スカイツリーラインは浅草~竹ノ塚間で終夜運転を行うほか、北春日部発浅草行の列車を終列車後に1本(北春日部駅23時50分発)、始発列車の前に1本(北春日部駅4時10分発)運転。浅草~竹ノ塚間の終夜運転は普通のみ下り6本・上り5本を設定し、30~45分間隔で運転される。東武スカイツリーラインから東京メトロ日比谷線・半蔵門線への直通運転は行わない。

大師線西新井~大師前間では、大みそか深夜の終列車後に下り・上り各14本設定し、10~45分間隔で終夜運転を行う。1月1~3日も西新井大師へ初詣に出かける利用者のために列車を増発し、10~16時台は8~10分間隔(通常は10分間隔)で運転される。大師線では大みそかの終夜運転から正月三が日にかけて、2017年の干支「酉(とり)」をデザインしたヘッドマークを掲げての運転が行われる。

東上線では大みそかから元旦にかけての終夜運転は行わず、終列車繰下げ・始発列車繰上げを実施する。1月1日早朝、臨時列車「みなと横浜 初日の出号」も運転され、森林公園駅を3時50分に発車し、和光市駅まで東上線内の各駅に停車。東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線内は急行となり、元町・中華街駅に5時55分に到着する。