吉野家は11月1日10時、「牛すき鍋膳」(並盛/税込650円、大盛/税込750円)および地域限定の「ご当地鍋膳」(並盛/税込680円、大盛/税込780円)を全国の「吉野家」店舗で発売する。吉野家初となる"ご当地"メニューの一斉販売。気になるその詳細をこのほど行われた商品発表会で確かめてきた。
今年の「牛すき鍋膳」は肉の大きさが2倍
2013年12月の発売以降、冬の定番商品となりつつある吉野家の「牛すき鍋」。柔らかくまろやかな味わいの熟成肉と、たっぷりの野菜を火のついたコンロにのせて提供することで、最後まで熱々の状態で楽しめる商品だ。
今年の「牛すき鍋」は、2015年に販売されていたものより、1枚の肉の大きさが約2倍。口いっぱいに肉のうま味を感じられるという。また野菜の量も増量し、1日に必要とされる野菜の半分量が摂取できるとのこと。
早速試食してみると、プリッとした肉の食感とボリュームに驚かされる。とにかく肉の量が多い。白菜やネギ、ニンジン、水菜がたっぷりと入っている上に、うどんも入っているので食べ応えは十分だ。
「ご当地鍋膳」は北海道、横浜、なごや、なにわ、博多の全5種類
気になる「ご当地鍋」は、「北海道味噌鍋御膳」(北海道・東北・北関東・新潟)、「横浜デミ牛鍋御膳」(東京・神奈川・千葉・埼玉・山梨)、「なごや鶏味噌鍋膳」(東海・富山・石川・福井)、「なにわ牛カレー鍋膳」(関西)、「博多とんこつ鍋膳」(中国・四国・九州・沖縄)の5種類。地域限定メニューの同時発売は、吉野屋にとっても初の試みだそうだ。
「北海道味噌鍋御膳」は、北海道産味噌とトウチジャンをきかせたスープを使用。白ネギがたっぷりと乗っており、病み付きになる味わいだという。
東京・神奈川・千葉・埼玉・山梨の1都4県では、「横浜デミ牛鍋御膳」を提供。赤ワインを使ったデミグラスソースがベースになっている。隠し味に味噌を入れ、ハヤシライスのように楽しめるとのこと。
八丁味噌を使用した「なごや鶏味噌鍋膳」は、鍋に鶏肉を使用した一品。鶏肉が硬くならないよう丁寧に仕上げている。
関西地区の限定鍋膳は、「なにわ牛カレー鍋膳」。本格的なスパイスを使用し、そこに豆乳を加えて後味をマイルドにした。まろやかで上品な鍋膳だという。
最後は、中国・四国・九州・沖縄限定の「博多とんこつ鍋膳」が登場。博多ラーメンのとんこつスープをベースにし、黒マー油でパンチをきかせている。高菜がトッピングされ、ご飯とも相性がよさそうだ。
これらの鍋膳は全て期間限定商品だが、具体的な期間は決まっていないとのこと。一気に肌寒くなってきた今日この頃に、温かい鍋を食べるのはいかがだろうか。なお、今回より鍋膳のテイクアウトも可能になったので、自宅でも吉野家の鍋を楽しんでみてほしい。