三菱航空機は10月18日、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)の飛行試験機初号機に関して、米国での飛行試験を開始したことを発表した。

初飛行の飛行時間は3時18分となった

飛行試験機初号機は、日本時間の18日5時20分(現地時間の17日13時20分)にグラント・カウンティ国際空港(米ワシントン州)を出発し、同日8時38分(現地時間17日16時38分)に同空港に着陸した。飛行時間は3時18分となった。

同機は9月26日、名古屋から飛行試験拠点である米国ワシントン州モーゼスレイクへのフェリーフライトを実施。機体は、新千歳空港・ロシア連邦エリゾヴォ空港・米国アンカレッジ国際空港を経由し、現地時間の9月28日(日本時間の9月29日)にグラント・カウンティ国際空港へ到着。総飛行時間は13時間08分、総飛行距離は約8,300kmだった。

フェリーフライトの様子

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