お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬と小杉竜一、フリーアナウンサーの本田朋子が12日、都内で行われたTBS系バラエティ特番『謝りたい人がいます。』(9月23日20:57~)の収録後に囲み取材に応じた。

左から本田朋子アナ、ブラックマヨネーズの小杉竜一と吉田敬

『謝りたい人がいます。』は、芸能人が本気で謝りたいと思っている人に謝罪するバラエティ番組。2013年の初回放送から4回にわたって放送されてきたが、このたび約2年ぶりに第5弾が放送される。これまでブラックマヨネーズとフリーアナウンサーの小林麻耶がMCを務めていたが、小林アナが休養中のため、今回は本田アナが務める。

囲み取材で3人は、"謝りたい人"をそれぞれ挙げた。小杉は「母親」と答え、「お母さんが実家でダイエットスクールをやっていて、この体が営業妨害になるとずっと言われているので謝りたい」と説明。吉田も「オカンですね」と同じ答えで、「『不摂生な暮らししてたらまたいろんなもん体にできるで』って言われていて、俺もええ年やしそんなんできへんと思っていたら、今ケツにイチジク大のデキモノできてめちゃくちゃ痛い」と打ち明けると報道陣から笑いが起こった。

本田アナは、「スポーツキャスター時代にビールかけをやらせていただいたんですけど、どうしてもビールをかけられている顔がブサイクになってしまって、スポーツニュースでもブサイクな顔のスローを使われたり…」と当時の悩みを告白。そして、オンエア直前にVTRを見てあまりのブサイクさに泣いてしまい、ディレクターが慌ててスローはカットしたというエピソードを披露し、「編集まで煩わせてしまったことを、今あらためてスポーツ番組のディレクターに謝りたい。自分のブサイクさに悔し涙」と申し訳なさそうに話した。

さらに、そのときに先輩である平井理央アナウンサーに助けを求めたところ、「わー新種の河童だ!」と言われ、また号泣したという本田アナ。このエピソードに、吉田は「これ(記事として)載ったら感じ悪いかもしれませんね。世の中のほとんどの女性が本田さんよりブスですから」と指摘し、小杉が「やめろ! なんてこと言うねん!」と突っ込むも、「今のは本田さんヤバイと思う」と続け、笑いを誘った。

なお、第5弾のテーマは「後悔」で、三遊亭円楽は故・立川談志、久本雅美は若かりし頃お世話になった"東京のお父さん"、生稲晃子は"命の恩人"である短大時代の友人に謝罪する。その中で、円楽と談志の知られざるエピソードや、久本の上京時の秘話が明らかになり、乳がんと戦う生稲は命の有限を知って感じた思いなどを語る。