東京商工リサーチは9月13日、2015年東京都「社長の出身大学」調査の結果を発表した。同社の企業データベース約280万社(2015年12月時点)の代表者データ(個人企業を含む)から、東京都内に本社を置く約60万社の代表者の出身大学を抽出し分析したもの。

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2015年東京都「社長の出身大学」調査

東京都内に本社を置く企業の社長の出身大学をみると、トップは卒業生が多い日本大学が7,554人と圧倒的に多かった。次いで、2位が慶応義塾大学5,601人、3位が早稲田大学5,235人、4位が明治大学3,419人、5位が中央大学3,277人と、上位5位までを私大が占めた。

6位に国公立大トップの東京大学が2,320人で入り、7位が法政大学2,289人、8位が立教大学1,852人、9位が青山学院大学1,623人、10位が東海大学1,374人の順だった。

本部が東京都以外の大学では、19位の独協大学(埼玉県/618人)を筆頭に、20位に京都大学(京都府/604人)、27位に同志社大学(京都府/511人)、29位に神奈川大学(神奈川県/462人)、32位に千葉大学(千葉県/409人)、35位に東北大学(宮城県/367人)、39位に北海道大学(北海道/343人)、大阪大学(大阪府/同)、関西学院大学(兵庫県/同)など、上位50大学までで11大学がランクインした。

国公立大学では、東京大学が6位でトップテン入り。以下、20位に京都大学、24位に一橋大学(534人)、32位に千葉大学、35位に東北大学、36位に東京工業大学(365人)、37位に東京医科歯科大学(357人)、39位に北海道大学、大阪大学、45位に横浜国立大学(310人)、49位に筑波大学(291人)などが名を連ねている。

20代・30代では「慶応義塾大学」がトップ

年代別 社長出身大学(東京都)

年代別に東京都内の社長の出身大学をみると、各世代ともにトップテンには東京6大学と中央大学が顔をそろえている。このほか、東海大学が30代(9位)、40代(8位)、50代(7位)、60代(10位)にランクイン。

20代では慶応義塾大学が21人と最も多く、次いで早稲田大学の16人、東京大学の14人と続く。30代では慶応義塾大学(222人)、早稲田大学(192人)、日本大学(140人)の順で、20・30代では慶応義塾大学がトップを占めた。

40代では日本大学(718人)、慶応義塾大学(643人)、早稲田大学(618人)、50代では日本 大学(1,684人)、慶応義塾大学(1,222人)、早稲田大学(1,050人)、60代では日本大学 (2,776人)、慶応義塾大学(1,732人)、早稲田大学(1,534人)の順で、40代から60代までの 上位3大学は同一だった。