今秋よりテレビ朝日ほかにて放送がスタートするTVアニメ『タイガーマスク W』の声優キャストが発表された。

『タイガーマスク』は、『あしたのジョー』『巨人の星』の原作者としても知られ、"スポ根漫画"の礎を築いた梶原一騎が原作、辻なおきが作画を手掛け、1968年から連載されたプロレス漫画。主人公・伊達直人が活躍する『タイガーマスク』と、伊達の遺志を継ぎタイガーマスクとなった亜久竜夫を主人公とした『タイガーマスク二世』の2作品ともテレビアニメ化され、当時の一大ブームとなっていたプロレス人気を牽引していた。

『タイガーマスク W』では、正義の覆面レスラー・タイガーマスクこと伊達直人が残したマスクを引き継ぎ「新タイガーマスク」となる東ナオトと、自ら敵陣営に加わって内部から組織を潰すため、黒の虎のマスクを手にし「タイガー・ザ・ダーク」となる藤井タクマの2人の若きプロレスラーが、復活したプロレス界の裏組織「虎の穴」に立ち向かう様子が描かれる。また、制作にあたっては新日本プロレスの全面協力のもと、劇中にはオカダ・カズチカら新日本プロレス在籍の実在プロレスラーが登場するのも見どころの一つとなっている。

キャストには、梅原裕一郎、鈴村健一、三森すずこ、森田成一、八代拓ら声優陣の出演が決定。8月17日に「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」内で開催されるイベントにて配役が明らかになるという。同イベントでは、主題歌を担当する湘南乃風がミニライブを行うほか、プロレスラーのオカダ・カズチカ選手の登場も予定している。

スタッフでは、シリーズディレクターの小村敏明氏、シリーズ構成の千葉克彦氏に加え、キャラクターデザインを香川久氏、アクション作画監督を羽山淳一氏、美術デザインを渡辺佳人氏が担当する。

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