Metro redux(グラフ56~59)
Deep Silver Inc.
http://enterthemetro.com/
こちらでも、比較的低解像度からCrossFireの効果が確認できた。1280×720pixelこそRX 480 CFはGTX 1070にやや劣るが、そこからはGTX 1080とかなり近いフレームレートを実現しており、RX 480単体に比べて大幅な性能アップがなされている。
最大フレームレート(グラフ57)と最小フレームレート(グラフ58)が暴れるのはいつものことだが、全般にRX 480 CFはかなり良い結果を出している。これは4Kにおけるフレームレート(グラフ59)からも明白で、絶対値そのものは20fps程度だからプレイに十分とはいえないが、フレームレートそのものはGTX 1070を明確に上回り、GTX 1080と良い勝負をしていると言えよう。
Rise of the Tomb Raider(グラフ60~83)
Square Enix
http://www.tombraider.com/
Hitman 2016同様、やはりCrossFireが低迷するゲームがこちら。まずグラフ60~65がGeothermal Valleyの結果である。DX11/DX12ともに平均フレームレートは最下位。4KですらRX 480CFがRX 480に劣るという、なかなかCrossFireには厳しい結果になっている。もちろん最大/最小フレームレートも同様だ。
4Kのフレームレート変動(グラフ66と67)をこれを裏付けるものになっている。GTX 1080と比較するとほぼ半分、といったところでどうしようもなく差がついている。
ではProphets Tomb(グラフ68~75)は? というと、こちらは負荷が更に大きいこともあってか、傾向はより顕著だ。それでも、DX11の平均フレームレート(グラフ68)とDX12(グラフ69)を比較すると、RX 480 CFの性能は多少向上しており、DX12にすることで性能が改善するのは分かるのだが、それでもかろうじてRX 480単体に追いつく手前程度で終わっている。
また、ほかの構成はおおむね同等というか、あまり変化がない。むしろ最大フレームレート(グラフ70と71)をみると微妙に結果が下がっている。ただ最小フレームレート(グラフ72と73)では、NVIDIA系にはあまり差がないがAMD系の底上げが著しい。
この理由はフレームレート変動(グラフ74と75)を見るとわかる。DX11では5~7秒のあたりで大きな変動があり、これが最低フレームレートを押し下げる方向に作用している(ついでに最大フレームレートが無駄にあがっている)のだが、DX12ではこれがかなり収まってる(無いわけではない)結果である。
非常にフラットというかあまり変化が無い結果であり、その意味では最大/最小フレームレートの結果はあまり意味が無いことが見て取れる。こうなるとRX 480がこのテストでは相変わらずかんばしくないことが再確認できる。
最後がSpine of the Mountain(グラフ76~83)である。負荷はやや低めとあってか、フレームレートのばらつきは大きいのだが、相変わらずRX 480 CFはDX11/DX12を問わず低めである。しいて言えば、DX12にすることでAMD系が全体的に性能を落としている(グラフ77)というのが不思議である。最大/最小フレームレートは動きこそもう少しばらつきがあるが、大きな傾向としてはAMD系に不利で、特にRX 480 CFには非常に厳しい。
フレームレート変動(グラフ82と83)を見ると、最大/最小フレームレートがDX12にすることで落ち着いていることが分かるが、これは6~7秒付近の変動がDX12ではかなり抑えられているためである。
シーン後半の25秒付近が一番負荷が高くなっており、ここでのスコアを見るとRX 480 CFはDX11が20fpsそこそこなのに対しDX12では20fpsを切っているということで、やはりここでもDX12のほうがむしろ性能が下がる傾向が確認できた。そしてその一番負荷の高い部分でGTX 1080は40fps超え、GTX 1070も30fps超えのフレームレートを確保できており、このあたりで性能差が明確に出ているとして良いかと思う。



























