Cooler Masterは本社ビルにショールームを設置、新製品の紹介を行っていた。中には様々な展示があったのだが、本記事ではまず、日本でも発売される予定のPCケースをレポートしていこう。

  • Cooler Master本社ビル。同社はCOMPUTEX会場にはブースを出しておらず、本社で紹介するというのが恒例となりつつある

    Cooler Master本社ビル。同社はCOMPUTEX会場にはブースを出しておらず、本社で紹介するというのが恒例となりつつある

  • ちなみにエントランスにヒートパイプ曲げ体験コーナーがあったので試したところ、良い感じに曲がりました

    ちなみにエントランスにヒートパイプ曲げ体験コーナーがあったので試したところ、良い感じに曲がりました

最初に注目したいのは、エアフローに特化したモデル「HAF II 500」だ。新開発された大口径ファンを採用しており、フロントには22cmファン「Mighty40 F220」をデュアル搭載。リアも18cmファン「Mighty40 V180」と大きい。どちらも4cm厚で、LCP(液晶ポリマー)製のブレードを採用している。9月ころの発売予定とのこと。

  • 「HAF II 500」。従来モデルよりファンがさらに大型化した

    「HAF II 500」。従来モデルよりファンがさらに大型化した

  • 搭載ファンは、「Mighty40 F220」(右)と「Mighty40 V180」(左)

    搭載ファンは、「Mighty40 F220」(右)と「Mighty40 V180」(左)

  • ボトム側のエアガイドにより、グラフィックスカードを強力に冷却

    ボトム側のエアガイドにより、グラフィックスカードを強力に冷却

  • トップは「MasterRail」の採用により、様々なサイズに柔軟に対応する

    トップは「MasterRail」の採用により、様々なサイズに柔軟に対応する

そして静音向けのモデルが「Silencio 600」。静音ケースでは通常、開口部をなるべく少なくして周りを吸音パネルで囲む、というのがセオリーとなるが、これだと当然ながら、熱がこもりやすく、冷却性能が犠牲になりがちだ。しかしこの製品は、静音性と冷却性能の両立にチャレンジした製品だという。

  • エアフローにも優れるという静音ケース「Silencio 600」

    エアフローにも優れるという静音ケース「Silencio 600」

その特徴は、ソフトフォームの素材で作られたフロントパネル。縦に長いスリットが開けられており、十分な広さの開口部を確保しつつ、内部からの騒音は反射し、外部に漏れにくい形状になっているそうだ。そして、フロントにはデュアル18cmファンを備え、低回転でも強力なエアフローを実現する。まだ開発中のため、来年発売の予定。

  • フロントには、4cm厚の18cmファンをデュアル搭載する

    フロントには、4cm厚の18cmファンをデュアル搭載する

  • スリットから斜めに空気を取り込み、騒音は外に逃がさない

    スリットから斜めに空気を取り込み、騒音は外に逃がさない

また「QUBE 540」のスレンレスバージョンも展示されていた。通常モデルのパネルはスチール製だが、それをステンレスに変えたモデルで、ピカピカの外観がユニークで面白い。こちらは年内の発売予定となっている。

  • 「QUBE 540」のスレンレスバージョン

    「QUBE 540」のスレンレスバージョン