会社員や主婦の副業としても人気の高い「アフィリエイト」。以前からあるネットビジネスの手法でしたが、最近では認知度も高まり、興味を持つ人が多くなっているようです。とはいえ、実際にやっているという人が周りにいないと分からないかもしれません。そこで今回は、会社員の副業として行うアフィリエイトや、その収入などについて解説していきます。
会社員の副業事情は?
最近では、社員に副業を認める企業が増えてきているといいます。名のある大企業でも、副業解禁の動きが見られ、幾つかの企業では、その取り組みを積極的に公開しているほどです。企業としては、「社員が新たな知見を得ることで、本業にいい影響を与えてくれる」ことを期待しているようですが、暗に自助努力を求める部分も垣間みるかもしれません。
一方で、副業は就業規則で禁止、あるいは制限されているという企業も多くあります。また、公務員の場合は、原則的には副業をすることができません。では、会社員で副業をしている人は、どれほどいるのでしょうか。シンクタンクのMDD研究所の調査(2015年)によると、7,724人の対象者のうち、14%に当たるビジネスパーソンが副業をしていると回答したそうです。
同調査で副業をしていると回答した人のうち、約半数は「インターネットを利用した副業」を行っており、その内訳として最も多かった株式投資(23.7%)に次いで、アフィリエイトは23.1%となっています。
ちなみに、副業を始めようと考えたのは、「経済状況が大きく変わったときに、会社からの収入が減るリスクなどを考慮したのがきっかけ」という人が多いようです。
アフィリエイトってどのくらい稼げるの?
アフィリエイトで月に5,000円以上の収益がある人は、アフィリエイトに取り組む人全体の5%以下であるとも言われています。また、専業であればその分時間は多くありますが、だからといって必ずしも高い収入につながるとは限りません。逆に、本業があるから絶対的に不利であるということもなく、工夫をして時間を確保することで、高い収益を狙うこともできます。会社員として働きながら副業でアフィリエイトを行う場合は、短時間でも効率よく、優先順位を決めて作業を行うことが大切でしょう。