タイ国際航空は現地時間の7月5日、同社初のA350 XWBがエアバス・トゥールーズ最終組立工場にてキャビンやエンジンの搭載を経て、ロールアウトしたことを発表。このA350-900は現在、飛行試験の準備を進めており、引き渡しは2016年第3四半期を予定している。
同機はビジネスクラスにあたるロイヤルシルククラスとエコノミークラスの2クラス設定。ロイヤルシルククラスは1-2-1の配列の32席を設けており、フルフラットになるシートはシート幅21インチを確保している。エコノミークラスは3-3-3配列の289席となり、シート幅は18インチ、シートピッチは32インチ仕様となる。機内デザインや照明には、タイならではの現代的なデザインを採用する。