MMDLaboはこのほど、運営するMMD研究所にて「シニアのスマートフォン、タブレットの所有に関する調査」を実施し結果を発表した。調査は6月3日~6日、60~79歳の男女4,398名を対象に、インターネットで行われた。

シニアのスマホ所有率、前年比10.7ポイント増

「シニアの携帯電話所有内訳」

調査ではまず、普段利用している携帯電話について聞いたところ、38.5%のシニアが「スマートフォン(35.9%)」や「シニア向けスマートフォン(2.6%)」を利用していることが判明。2015年より10.7ポイント増加した。また、「フィーチャーフォン(50.7%)」や「シニア向けフィーチャーフォン(4.7%)」を利用している人は55.4%と、半数を超えた。

「シニアの携帯電話買い換え意向」

続いて、買い換えるとしたらどの端末にするか尋ねたところ、スマートフォンユーザーのほとんどが「スマートフォンを購入する(87.6%)」と回答。一方、フィーチャーフォンユーザーは、また「フィーチャーフォンを購入する」が57.3%、次は「スマートフォンを購入する」が20.5%という結果に。フィーチャーフォンユーザーの約2割にスマートフォンへの買い替え意向があることがわかった。

「シニアのタブレット所有率」

また、どのくらいの人がタブレットを所有しているのか調べた結果、29.6%のシニアが「タブレット端末を持っている」と回答。これを所有しているデバイス別で見てみると、スマートフォンユーザーの42.8%、フィーチャーフォンユーザーの22.5%がタブレットを所有していることがわかった。

「シニアの格安SIMの認知度」

最後に、格安SIMについて聞いたところ、「現在利用している」と回答したシニアは7.2%、「全く知らない」と回答したシニアは17.0%という結果に。ちなみに、最も多かった回答は「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容は知らない(37.7%)」だった。