人気漫画『キングダム』の連載10周年を記念して制作された実写特別動画の総再生数が100万回を突破したことを受け、主演の俳優・山崎賢人が27日に公開された動画を通じてあらためて作品への思いと共に喜びを語った。

『キングダム』原作コミックのサイン本に喜ぶ山崎賢人

原作は、原泰久氏が漫画誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載している同名コミック。中国で撮影された特別映像は、公開から1週間で総再生回数100万回を突破し(実写特別動画、ナレーションなし版、60秒TVCM、メイキングの総計)、国内外からもメッセージが寄せられた。主人公・信を演じた山崎は、実際に『キングダム』のファン。27日に公開された新たな映像では、視聴者に向けた感謝と同作のファンが増えている喜びのコメントが収められている。

冒頭で、2日間にわたったという中国での撮影を振り返る山崎。「スケールのでかさというか、そういう熱い思いを持ってみんなが撮影してた感じ」とまっすぐな視線で回顧する。また、「好きなキャラいっぱいいるんですけど」とはにかみ、「魅力的なキャラがたくさんでてくるっていうのが見ててすごく面白いし、時には泣けるし、かっこいいなーって男が見て思うところも」と言葉を練って話しながら、「好きなシーンがありすぎて語りきれない」と感慨を口にする。

そんなところで、「原先生からプレゼントがあります」と原作コミックが手渡されると「えっ…!?」と驚きながらも、巻頭を見るや否や目を皿にしてさらにビックリ。そこには、原氏によるサインと実写演技への感謝のメッセージがしたためられており、山崎は「すげー! ちょっと、見せますね」とカメラにサインを向け、「超うれしい! やばいっすね!」と大喜び。「いいんですか? もらって。自慢、自慢ですね!」と先の落ち着いた様子とは打って変わって興奮気味に言葉を重ねている。

さらに、4月25日から5月1日は実写特別動画のシーンと漫画が競演するポスターが登場。JR山手線渋谷駅の階段をジャックする。また、4月29日からは、映画『テラフォーマーズ』や『レヴェナント:蘇えりし者』の上映前シネマ広告として、特別動画が上映される。

実写特別映像場面写真

ポスター



(C)原泰久/集英社