ヴォーカーズは4月20日、「『ゆとり』と『バブル』の入社理由ランキング」の結果を発表した。対象は、ゆとり世代(1987~96年生)とバブル世代(1964~69年生)の新卒入社社員。回答数は、会社評価レポート1万2,692件(うち、ゆとり世代1万952件、バブル世代1,740件)。
ゆとり世代は「成長・キャリア」、バブル世代は「業界・事業」がトップ
同調査では「入社理由」についてのフリーコメントを11個の入社理由カテゴリに分類し集計している。回答条件は、「社員として1年以上在籍した企業の情報」と「500文字以上の自由記述項目と8つの選択項目に回答」となっている。
世代別の入社理由ランキングの結果、「ゆとり世代」の1位は「自身の成長・キャリア」(40.1%)だった。次いで2位は「業界・事業内容」(35.6%)、3位は「会社規模・安定感・知名度」(27.0%)。以降4位は「社員・人事担当者」(21.6%)、5位は「社風・企業文化」(12.6%)となった。
ゆとり世代の入社理由においては、「若いうちから責任ある仕事を任せられ、早く成長できると思ったから(コンサルティング、男性)」「社員平均年齢が若く、多くの経験、チャンスが20代でつかめると感じたから(フードサービス、男性)」などの声があがった。
「バブル世代」をみると、1位は「業界・事業内容」(45.8%)。2位は「会社規模・安定感・知名度」(39.1%)、3位は「自身の成長・キャリア」(32.5%)。4位は「会社の強み・将来性」(23.4%)、5位は「社風・企業文化」(20.1%)という結果となった。
バブル世代の入社理由には、「人事担当者の方が熱心に私の話を聞いてくれて、アドバイスを送ってくれた(証券、男性)」「面接官や人事の方など、全員気さくで働きやすいと感じたから(生命保険、女性)」などのコメントが寄せられた。