プジョー・シトロエン・ジャポンはDSオートモーティブの4ドアクーペ「DS 4」を改良するとともに、SUVタイプの「DS 4 クロスバック」をラインアップに追加して発売した。
「DS 4」はクーペのスタイルを持ちながらSUVとセダンを融合したようなスタイリングを持つユニークなモデル。今回、細部までこだわったインテリアやブランドのシンボルともいうべきクラブレザーシートなどは踏襲しつつ、新たに30mm高いアイポイントやルーフモール、専用バンパーなどを備えた「DS 4 クロスバック」をラインナップに追加した。
新型「DS 4」と「DS 4 クロスバック」は、エンジンに1.6リットルのツインスクロールターボ付き4気筒DOHCを搭載。最高出力165PSで、アイドリングストップシステムを採用し、優れた燃費性能も実現した。組み合わせるトランスミッションは新世代の6速オートマチックEAT6。ロックアップ領域の拡大によりロスを減らし、マニュアルモードのシフトスピードも向上させた。
両モデルとも、フロントグリルには新たな特徴となる「NEW DS WING」を採用。グリル中央には従来のダブルシェブロンの代わりにDSエンブレムが配される。フロントグリルを縁取るクロームは、輪郭がヘッドライトと連なるように左右に広がり、独立したブランドとしてのDSのアイデンティティを示している。価格は「DS 4 シック」が293万円、「DS 4 シック DS LED ビジョン パッケージ」が326万円、「DS 4 クロスバック」が338万円(税込)。