エン・ジャパンは3月29日、「円満退職」に関する調査の結果を発表した。対象は同社サイト「エンウィメンズワーク」を利用する435名の女性。期間は2016年1月28日~2月24日。

円満退職に大切だと思うこと、1位は「段取り」

「退職までに、一番苦労したことは何か」を聞いたところ、1位は「退職の意思表示」(34%)だった。次いで2位は「担当業務の引継ぎ」(24%)、3位は「上司からの留意」「年金・保険・失業保険などの各種手続き」(ともに11%)、5位「退職申請後の給与・賞与の減額」「各種書類のやりとり」(ともに6%)と続いた。

「退職までに、一番苦労したことは何ですか」

「円満退職のために、一番大切だと思うことは何か」を質問したところ、33%で「段取りをよく考えた行動をすること」が最も多くなった。次いで「退職のタイミングを見計らうこと」(25%)、「自分の意思を固めること」(17%)。以降「周囲としっかり話し合うこと」(12%)、「しっかりと引継ぎをすること」(11%)、「そのほか」(2%)となった。

「円満退職のために、一番大切だと思うことは何ですか」

「会社に退職の意向を伝えてから、実際に退職するまでどのくらいかかったか」を聞くと1位は「1カ月」(34%)。次いで2位は「2カ月」(18%)、3位は「3カ月」(16%)。以降「即日~1カ月」(15%)、「4~6カ月未満」(10%)、「6カ月以上」(7%)と続いた。

会社に退職の意向を伝えてから、実際に退職するまでどのくらいかかりましたか」