日清食品ホールディングス3月30日、東京本社の社員食堂を株価連動型社員食堂「KABUTERIA」(カブテリア)としてオープンする。

「KABUTERIA」メニュー参考画像

株価の上下で、「ご褒美デー」と「お目玉デー」を設定

同食堂は、「クリエイティブガレージ」という空間コンセプトと、「株価連動型社員食堂」というイベントコンセプトをあわせ持つ社員食堂。自社の株価に連動したイベントを毎月替わりで実施することで、企業価値の向上及び社員が自社の株価を意識し、株価上昇のために何をできるのか自主的に考え、行動することを促すという。

具体的には、前月の月平均株価を当月の月末日終値が上回った場合、「マグロの解体ショー」や「世界三大珍味祭り」など、豪華なイベントやメニューを提供する「ご褒美デー」を翌月に2日間設定する。

一方、前月の月平均株価を当月の月末日終値が下回った場合、昔の給食を模した質素な食事を提供する「お目玉デー」を翌月に2日間設定する。「お目玉デー」は予告なしに実施するほか、役員数人が給食着で社員に配膳するなど、今後に向けての自らの行動を考え直す日とする。

同社は「弊社はスローガンとして『HUNGRY TO WIN-世界に食ってかかる企業-』を掲げている。それを実現するため、KABUTERIAをオープンすることで、グローバルカンパニーとしての成長を目指し、一人一人がより意識をしてイノベーティブな発想を生み出すための空間を作り出したいと考えた」と話している。