東京ビッグサイトで27日まで開催中の「第43回 東京モーターサイクルショー」にて、ホンダはコンセプトモデル「Concept CB Type II」「VTR Customized Concept」をはじめ、さまざまなカテゴリーの二輪車を展示している。幅広い層に向けて、豊かなモーターサイクルライフを提案する。

ホンダ「VTR Customized Concept」

今年の東京モーターサイクルショーでのホンダブースは、あらかじめ出品が発表されていたコンセプトモデル「Concept CB」「Concept CB Type II」「Africa Twin Adventure Sports Concept」「City Adventure Concept」の4台に加え、250ccロードスポーツモデル「VTR Customized Concept」を参考出品。ブラウンのシートやブラックのフレーム、鈍い光沢のタンクなど、質感の高いデザインを採用したモデルとなっている。

空冷CBシリーズの新たな方向性を提案するモデル「Concept CB Type II」は、シルバーとブラックが基調の落ち着いたカラーリングで登場。対照的に、「CRF1000L Africa Twin」をベースにアドベンチャーイメージをより際立たせた「Africa Twin Adventure Sports Concept」の展示モデルは、ホンダ伝統のトリコロールカラーが採用されていた。

「Concept CB Type II」

「Africa Twin Adventure Sports Concept」

「City Adventure Concept」

「GROM」

市街地でのライディングにアドベンチャーのスピリットを取り入れた新しいアドベンチャーコンセプトモデル「City Adventure Concept」も注目の1台。アドベンチャーモデル風のデザインながら、スクーターのような乗りこなしも可能だ。本格的なアドベンチャーモデルも、「CRF250L」をベースに、ダカール・ラリー参戦マシン「CRF450 RALLY」のイメージを随所に取り入れた「CRF250 RALLY プロトタイプ」が参考出品されている。

市販予定車はCBシリーズの展示が充実し、「CB1300 SUPER BOL D'OR E Package Special Edition」「CB400 SUPER BOL D'OR(ABS)Special Edition」「CB1100 EX(ABS)Special Edition」「CB1100(ABS)Special Edition」の4台を出品。市街地走行からレジャー用途まで対応する125ccスポーツモデル「GROM」は、アクティブなイメージをより強調した外観デザインに一新され、トリコロールカラーのレーシングベースモデルも展示された。

「CB1100<ABS>Special Edition」

「CRF250 RALLY プロトタイプ」

「NC750X」

こうしたコンセプトモデルや市販予定車の他にも、「CRF1000L Africa Twin」「NC750X」「400X」「CBR400R」などの新製品を中心とした市販車が、実際にまたがることができる状態で展示されている。最新のホンダ二輪車を体感したいなら、東京モーターサイクルショーへ足を運ぶとよいかもしれない。