『乾物ヨーグルトレシピ』(750円・税別)

オレンジページはこのほど、健康食レシピ本『乾物ヨーグルトレシピ』(750円・税別)を発売した。

「乾物ヨーグルト」は、乾物を水の代わりにヨーグルトでもどす食べ方のこと。ヨーグルトに含まれる乳酸菌と乾物に含まれる食物繊維をいっしょに摂取できるため、すぐれた整腸作用を発揮するという。水でもどすのとは異なり、もどしたヨーグルトごと食べるので、水溶性の成分も逃さず摂(と)ることができる。

また、ヨーグルトでもどすと、うまみが凝縮し食感もアップするとのこと。買い置きできる材料で作れ、作り置きにも向くため、忙しい人も取り入れやすいという。腸内フローラを整える作用で、免疫力アップやダイエット、美肌にも効果があるとのこと。これらの健康効果とおいしさ、手軽さが注目を集め、数々の雑誌やテレビ番組などでも取り上げられている。

いつものサラダも乾物ヨーグルトを使えばおいしさアップ(イメージ)

同書では、この「乾物ヨーグルト」のレシピを45種類紹介。続けるためにはおいしさも重要であるとして、試食を重ね、選び抜いたレシピを掲載している。「健康のために取り入れたいが、続けることができるだろうか」と迷っている人におすすめとのこと。

取り上げている乾物は切り干し大根、干しごぼう、干しにんじん、ドライトマト、干しいも、カットわかめ(乾燥)、きくらげ(乾燥)、干ししいたけ(スライス)、煮干し、桜えび、高野豆腐、いり大豆、車麩、チアシード、ドライマンゴー、干しあんず、ドライブルーベリー、ドライクランベリー、レーズン、ドライプルーン、くこの実。

ボリュームメニューの揚げ物にも、乾物ヨーグルトが大活躍(イメージ)

掲載レシピは、麩(ふ)とは思えない食べごたえの「車麩のフライ」、ヨーグルトでうまみたっぷりに戻した高野豆腐を使った料理や、シャリシャリした歯ごたえの切り干し大根のサラダなど。ぷるぷるした食感のドライフルーツのデザートも紹介している。