日本通信販売協会はこのほど、「通販の配送及びギフトに関する調査」の結果を発表した。調査は2015年8月28日~9月1日、直近1年で通販を利用したことのある10代~60代の1,008名を対象にインターネットで行った。
通販利用者の悩みは「再配達」「ギフト選択」
まず「配送やギフトで、困った経験があるか」と質問したところ、38.9%が「経験がある」と回答。続いて「どのような状況で困ったか」の質問には、70.7%が「商品が受け取れなかったため、再配達をお願いした」と答え、「ギフトを受け取ったが、自分の好みではなかった」(26.3%)、「贈る相手が喜ぶギフトが分からずに迷った」(24.5%)と、5割がギフトに関する内容となった。この結果より、通販利用者は「再配達」「ギフト選択」の悩みを多く抱えていることがわかった。
通販利用者は確実な受取を希望
次に「商品の受け取りに関するサービス」について質問したところ、「荷物が届く日時を事前にお知らせしてほしい」(68.2%)、「荷物が届く日時を商品購入時に選べるようにしてほしい」(62.7%)が上位に挙がった。事前に受け取るタイミングを確認したい・配送の進捗状況を確認したいなど、確実な受取を希望しているという。
ギフトを贈る際「受け取る人が喜ぶことが大切」が81.1%
また「ギフト選択」について質問したところ、贈る時は「受け取る人が喜ぶことが大切だと思う」が81.1%、自分で受け取る時も「ギフトを贈られるなら、自分の好みのものがいい」が65.2%と、受け取り側がもらってうれしいものを選びたいという意見が多数を占めることがわかった。
「今後、おねだり機能を利用したい」約5割
最後に「今後利用してみたいサービス」について質問したところ、45.9%が「オンラインで自分の欲しいものをリクエストできる『おねだり機能』を利用したい」と回答している。