日本ビー・エム・サプライズはこのほど、スマートフォンやパソコンを利用した動画による野球の個別指導サービス「ADVANCED Baseball(アドバンスド ベースボール)」において、「捕球後のステップ」に関する動画を公開した。

同サービスでは、NTT関東(現NTT東日本)などでプレーした関口勝己氏と、体の構造に基づいた動きの本質、効率的な力の伝え方を研究する「タイツ先生」こと吉澤雅之氏による動画コンテンツが視聴可能。関口氏の走・攻・守を網羅した動画から、タイツ先生によるプロ野球選手の「ものまね」で学ぶレッスン動画まで、さまざまな角度から野球を上達させるものを用意している。

このほど公開した動画では、内野手の捕球から送球にかけての正しいステップ方法が学べる。

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捕球後のポイントは、右足を素早く左足のところへ送ってあげることだ。下半身が速く動けば上半身も連動して速く動き、腕が自然と強く振られていく。逆に右足の送りが遅いと上半身が前に突っ込み、上体の力に頼った送球になってしまうので注意が必要だという。

ボールを捕ったら両手をへその位置に収めながらボールを握り替え、体の中心線で腕を2つに割っていく。こうすると捕球後のリズムがよく、送球のトップの形ができて安定する。

送球を安定させるポイントとしては右投げの場合、右足は投げる方向に対して直角に向けること。そして、左足は送球する方向に対して真っすぐ踏み出していくことだとしている。

捕球後は右足を素早く左足のところへ送ろう

ステップ後、すぐに体の中心線に両手を持っていく

捕球姿勢やステップのバランスが悪くて方向をうまく転換できず、送球ミスをしているケースは非常に多いとされている。例えば捕球後の右足の踏み込みが浅く、軸足に体重が残ったまま左足を外側に開いてしまったり、あるいは右足を直角ではなく斜め前に踏み出して上体が突っ込み、左足をそのままクロスステップしたりするのが該当するとのこと。

軸足となる後ろ足は送球方向に対して90度にしよう

ステップ時に足がクロスしてしまうのはNGだ

難しい体勢で捕った打球であれば、そのまま強引に投げなければならないという状況もある。ただ、基本的には右足を左足の位置へ送っていく中で下半身をバランスよくステップさせること。この方向性については、常に意識してもらいたいという。



『ADVANCED Baseball』

『ADVANCED Baseball』は、お子さまのみならず、そのお父さん、チームの指導者まで幅広い年齢層・ニーズにお応えします。豊富な経験と知識、指導実績を持った指導者が、最新の野球技術で、どのレベルの方にも分かりやすく個別指導を実施。日頃利用しているLINE、Facebook、メールを使って自分の動きを撮影した動画を送り、個別指導を受けることができ、全国どこにいても同じサービスを受けることができます。当サイトでコーチを務めるのは、現役の有名プロ野球選手を指導した実績をもち、テレビや雑誌などでも活躍中の関口勝己氏とタイツ先生こと吉澤雅之氏。監修は明治大学野球部出身で、プロ野球選手のマネジメント業務やプロ野球選手の野球教室を手掛けた実績を持つ渡邊喜一。最新の正しい技術を身につけて、もっと野球を好きになってほしいという願いから、細部まで丁寧にわかりやすく作り込まれています。