"尾木ママ"こと、教育評論家の尾木直樹氏が、10日に放送されたフジテレビ系情報番組『直撃LIVE グッディ!』(毎週月~金13:55~15:50)に出演し、「誰に謝ればいいの?」「みんな関係ないじゃん」と発言したロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音(27)をバッサリと切り捨てた。
ベッキーと川谷の不倫を報じた週刊誌『週刊文春』が、10日発売の誌面で川谷への電話取材の内容を掲載した。記事によると、川谷は2日に渋谷で行われたライブで、「好きで黙ってたわけじゃないから」と釈明し、「ネットとかでみんな『謝れ』って言うけど世間の誰に謝ればいいの?」「正直、内輪での話だからみんな関係ないじゃん」などと発言。その後、文春記者の電話取材に「あっさり」応じ、その発言が事実であることを認めたという。
同番組では一連の内容が紹介され、コメンテーターを務める尾木氏は、「なかなか成長しないわね、この方」と呆れ顔。「ベッキーちゃん、かわいそうにね。(自宅に)こもっているのに」とベッキーの立場を思いやった。
また、「内輪の問題」と主張する川谷に対し、「関係者の方々がどれだけ迷惑しているか。大変な思いでこの後始末をされているのも僕は知っています」と反論。「そこに思いが至らないのは、あまりにも子供っぽい」と厳しい言葉を送った。
アルバム購入者の中から抽選で選ばれたファンだけが参加することができた今回のライブ。自身のホームともいえる場所で思いの丈をぶちまけた川谷だが、中学校教員の経験もある尾木氏は「中学生の悪いグループの子たちと同じ」とその行動を冷静に読み解き、「グループにいるとなかなか成長できない。みんなの『気にするな!気にするな!』という声で」と分析する。
さらに、「でも、ベッキーちゃんみたいに一人でこもっちゃうと自分の弱点や社会のこともいろいろ見えてくる。そして、(反省が)深まっていく」とベッキーの心理状態を想像しながら、教育者の観点から「対極的な反省の仕方、状況を感じて、川谷さんは将来伸びていってほしいからもう少し考えた方が。まずいなと思います」とアドバイスしていた。