女優・長澤まさみ主演のdTVオリジナルドラマ『アイアムアヒーロー はじまりの日』(4月9日配信)の予告編とキービジュアルが26日、公開された。

オリジナルドラマ『アイアムアヒーロー はじまりの日』キービジュアル

俳優・大泉洋の主演で映画化される『アイアムアヒーロー』(4月23日公開)と連動した本作は、長澤演じる"藪=小田つぐみ"の看護師時代のエピソード。映画本編や原作でも明かされていない物語で、長澤まさみの看護師姿や、謎の生命体・ZQN(感染者・ゾンビ)に追われる緊張に満ちたシリアスな演技が見どころとなっている。

「漫画のファンでしたので、プレッシャーもありましたが、もうやるしかないなという気持ちで演じました」と打ち明ける長澤。藪にフォーカスをあてた本作の第一印象を「映画とはまた違ったテンションがあったのでとても面白い」と話す。続けて、ドラマとして「映画の中のつぐみの心情やキャラクターがブレないように心がけました」とも明かし、完成した作品を見て「映画を見ていただく前にこの作品の世界観を感じてもらえるものになっていた」と満足気な表情を浮かべる。

予告編では、突然発生したZQNで大混乱に陥る病院の中、逃げ惑う藪の姿を捉えている。ウイルスは患者や医者にも見る見るうちに感染していき、ZQNと化した者たちは次々に人を襲撃。時間の経過と共に施設はどんどん破壊され、そこには血だまりが残る。白衣を脱ぎ捨て、私服に戻った藪のカットも幾つか挿入されているが、外でも感染は拡大しており、どこにも逃げる隙がない絶体絶命の状況が映し出される。

また、ドラマの配信に合わせて『アイアムアヒーロー』初のムービーコミックも配信が決定。マンガをコマ割りして動かし、声優がセリフを吹き込んで、SEやエフェクトを加えた動画で楽しむこのサービスは、dTV内で人気を誇っている。英雄役は野島裕史、てっこ役は日野まりらが担当。ドラマに先立ち、4月1日より配信スタートする。

場面写真

ムービーコミックキービジュアル


(C)花沢健吾・小学館/BeeTV