シトロエンから独立したプレミアムブランド、DSはこのほど、「ジュネーブモーターショー2016」(一般公開は3月3~13日)への出展概要を発表した。スポーツモデル「DS 3 パフォーマンス」のハッチバックモデルとコンバーチブルモデルがワールドプレミアを飾る。

「DS 3 パフォーマンス」

DSは2015年ジュネーブモーターショーで初めてお披露目され、シトロエンから分離・独立したブランドとなった。2016年のショーでは、スポーツモデル「DS 3 パフォーマンス」のハッチバックモデルとコンバーチブルモデルがワールドプレミアを飾る。両モデルは4月から販売開始(日本での発売時期は未定)される予定。

両モデルともに1.6リットルのエンジンを搭載し、最高出力は208PS。特別仕様の6速マニュアルトランスミッションが組み合わされる。また、シャシーとブレーキシステムにも特別な調整が加えられ、高い安全性とスポーツ性を実現。車体は従来モデルより15mm低く、オーバーハングは広く、ブレーキディスクはフロントに323mmという大径タイプが採用されている。

カスタマイズ性が高いのも大きな特徴となっており、78種類ものボディーとルーフカラーの組み合わせが可能となっている。カスタマイズの全パターン(サイドミラー、ホイール、ダッシュボード、シフトノブ、インテリアデザインなど)を計算すると、300万種類にものぼるという。ジュネーブモーターショーでは、リアルな3D体験ができる「DS バーチャル・ビジョン」により、こうしたカスタマイズ性を体験できる趣向がなされている。

さらに、最新のイメージでつくられた重厚感あるDSモデルも世界初公開される。最新テクノロジーと洗練されたセンスを特徴とし、スポーティーさを前面に出したデザインとなっている。