手元が隠れるアイランドキッチン

次はダイニングとキッチン空間を紹介。キッチンは、リビングの様子も見えて回遊もしやすいアイランドキッチンとなっている。オープンな作りでありながら手元は隠せるようになっているので、ホームパーティーなどにも対応可能。

回遊がしやすいアイランドキッチンを採用

手元が隠れる立ち上がりをつけた

キッチンの端には、爪切りや文房具、領収書や診察券などこまごまとしたものをまとめてしまえる収納「Bloomoi Pocket(ブルーモア ポケット)」を装備。上段は取り出しやすい引き出し式で小物の収納に最適。下段は扉がついた大容量の収納スペースとなっており、書類やはがきの整理・保存もできる。

上段は取り出しやすい引き出し式

下段は扉がついた大容量の収納スペースに

隠れたプライベート空間も!

この空間で最も特徴的な仕掛けが、「Bloomoi Library(ブルーモア ライブラリー)」だ。キッチンの壁面についた扉を開けると、なんと中には机・棚付きの小さな部屋が! この空間は、料理の合間にちょっとした作業ができるワークスペースとして利用可能。棚や扉の裏側を飾って、自分だけの空間装飾も楽しめる。

キッチンのそばの扉。閉まっているときはこんな感じだが……

開くと小さな部屋が現れる

また、扉がついているため、急な来客時には物を隠せる空間としても活用できるのが特徴だ。キッチンが近いため、作業に夢中になって鍋の吹きこぼれに気づかない……なんてことも防げそう。レシピブックやノートPCを置いておくのも良さそうだ。

働く女性のリアルな悩みに応える形で設計された「理想のリビング」。東京建物によると、今後、「Brillia」の物件にこれらのアイデアが落とし込まれていく意向もあるそうだ。夫婦や家族のあり方もより多様なものになっていく今、男性も知っておきたい生活のヒントが詰まった空間と言えるのではないだろうか。

俯瞰イラスト。これが働く女性の理想のリビングだ!