歌手のDream Amiが、ディズニー最新作『ズートピア』(4月23日公開)の主題歌となる「トライ・エヴリシング」を歌うことが24日、発表された。

映画『ズートピア』場面写真(上)と主題歌を務めるDream Ami

本作の舞台は、動物たちが人間のように暮らす楽園"ズートピア"。もふもふの毛並みに大きな瞳を持つ新米警官として奮闘するウサギのジュディを主人公として、やがて訪れる"ズートピア"最大の危機に勇敢に立ち向かっていく。

「トライ・エヴリシング」は、劇中でジュディが家族と別れ、夢をかなえるため大都会"ズートピア"へと旅立つ際に、自分自身を励ますようにイヤホンで聴いている曲。アップテンポな曲調に「失敗したって、何度でも頑張るわ!」というジュディの前向きなメッセージが込められた応援ソングとなっている。先日、プロモーション映像が公開されてから、早くも「曲がいい」など評価されている。

劇中では、ガゼルの役で日本版吹き替え声優にも挑戦するDream Amiは「このような大役をいただけるとは想像もしていなかったので、夢のような感覚です」と感激。続けて、「多くの方がそうであるように、私も小さい頃からディズニー映画に魅了され続けてきた1人です」と告げながら、「突然夢がかないとてもうれしく、幸せに感じております」と歓喜する。さらに、「ご期待に沿えるよう、そして、映画『ズートピア』を盛り上げられるよう全力で臨ませていただきます」と意気込みを口にする。

『アナと雪の女王』(14年)をはじめディズニー・アニメーションを全て手掛けているミュージック・スーパーバイザーのトム・マクドゥーガルは「日本語バージョンを作るにあたり、Dream Amiの歌をいくつか聴かせてもらったのですが、一発で気に入りました」と起用の背景を告白。「もともとJ-POPが大好きなんですが、彼女はこの曲を歌うのにピッタリのアーティストですし、まさしく完璧なチョイスだと思います」と絶賛する。また、本作のプロデューサー、クラーク・スペンサーは、その歌声を「この曲のポジティブなメッセージを見事に捉え、感情たっぷりに歌い上げていて、本当に素晴らしい」と評する。同曲を「ノリのいいポップソング」と表現し、「アーティストはそこに込められた思いやメッセージをきちんと心で感じ取って歌う必要があります」とした上で、「彼女の歌声からは、それがしっかりと伝わって来ます」とたたえた。


(C)2016 Disney. All Rights Reserved./Disney.jp/Zootopia