大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりに優勝した琴奨菊(32)が18日、東京・赤坂のTBSで行われた同局のスポーツバラエティ『炎の体育会TV』(毎週土曜19:00~)の収録に参加。メンタリストDaiGoとの心理戦に挑んだ。
琴奨菊は、2月20日放送の同番組で、メンタリストDaiGoがアスリートと1対1で心理戦を繰り広げる人気企画に登場。1~5の数字が書かれた5枚のカードから琴奨菊が1枚選び、DaiGoがそれを当てるというルールで、2回戦行い1回でもDaiGoをだますことができれば琴奨菊の勝利となる。
DaiGoとの勝負の中で、土俵上でのお決まりのポーズ"琴バウアー"も披露した琴奨菊。勝負後に囲み取材に応じ、「だんだん余裕がなくなる」と感想を語り、勝負にあたって「自分が選んだカードとは違う意識を持つ」という作戦を立てていたと明かした。
今回の心理戦は「来場所に生かせる」と、メンタル的にも鍛えられたよう。冷静になるために「一つ一つのルーティーン」が大事だと話した上で、こういった慣れない場所でもルーティーンが決まっていけば安定した数字が出せるのではと期待した。
また、「相撲で仕切っている最中はいろいろ考えるのか?」と質問されると「事前に決めます」と答え、「決めたことで負けたのなら仕方ない。ひらめきって大事なんですけど、そこをやり通せるかが心の強さかなと思う」と語った。
勝負を見守っていた豊ノ島は、「自分にもメンタリストの力があるのではというほど、わかりやすかったです」と、親友の考えはお見通しだったようだ。
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