パーク24は2月9日、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「ICカードの所有と駐車場利用」に関する調査結果を発表した。

使っているICカード、Suicaが全国1位

ICカードの所有率は85%

タイムズクラブ会員のうち、ICカードを所有している人は85%で、うち約6割は2枚以上所有していた。年代別にみると、「ICカードを持っていない」と答えた割合は40代で16%、60代以上で19%と全体の15%をやや上回ったが、年代による大きな差はみられなかった。

利用しているICカードは、「nanaco」「WAON」などの流通系が45%、「Suica」「PASMO」などの交通系が55%と、交通系の割合がやや多かった。カード種別では、交通系ICカードの「Suica」が22%で最も多く、次いでセブン&アイ・ホールディングスの「nanaco」が18%、イオンの「WAON」が15%と続いた。

地域別にみると、流通系ICカードの「nanaco」「WAON」「楽天Edy」は全エリアで5位以内にランクイン。一方、交通系ICカードは地域特性が出る結果となった。

時間貸駐車場で駐車料金を支払う際に「ICカードを利用する」人は30%。利用頻度の内訳は、「金額により利用する」が23%、「ほぼ毎日利用する」が7%となった。

調査期間は2015年12月7~13日、有効回答者数は8,021人。