ピーマンは栄養豊富でぜひとも子どもに食べさせたい野菜の1つだが、独特の苦味を苦手とする子どもが多いのも事実。筋肉料理人さんは、「油を多めに使ってしっかり加熱することで、苦味と青臭さを飛ばすことができます」と調理のポイントを教えてくれた。さらには、「思い切って甘めの味付けで、野菜の風味を押さえ込みましょう」とのこと。

これらのポイントを踏まえたレシピが「ピーマンのじゃこ炒め」だ。

「ピーマンのジャコ炒め」

甘辛い味付けで、ピーマン特有の苦味や青臭さを封印!

材料(4人分)

ピーマン 6個(240g) / ちりめんじゃこ 大さじ2 / 削り節 小パック1 / サラダ油 大さじ1と1/2

A(醤油 小さじ1~ / 砂糖 大さじ1~1と1/2 / 日本酒 25ml / 水 25ml)

つくり方

1.ピーマンは縦半分に切り、ヘタとワタ、種を取り除き、縦方向に1cm程度の幅に切る。

2.フライパンにサラダ油を入れ、ピーマンの皮目を下にして入れたら、弱火と中火の中間の火加減で火を入れていく。

3.フライパンが熱くなり、ピーマンの皮がはじけてきたら、ちりめんじゃこを入れて混ぜ、ピーマン全体にサラダ油が絡んだところでAを加えて混ぜる。蓋をして7~8分、とろ火でじっくり熱を入れる。途中、何度か混ぜるのを忘れないように。

4.7~8分蒸し焼きにしたら蓋をはずし、火力をやや強くして混ぜながら水分を飛ばす。水分が飛んだら削り節を混ぜてできあがり。

ピーマンは蓋をしてじっくりと火を通していく

少し多めに作っておいて、「一品足りない……」という時にもぴったりな小さなおかず。ごはんのお供にぴったりな味付けで、子どもだけではなく大人もファンになる一品だ。「ブロッコリーのクリームグラタン」とあわせて、ぜひつくってみてほしい。


著者プロフィール

筋肉料理人
1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。 子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。 超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。