足場にしていた古材やマスキングテープなどを使って、コストをかけずにお部屋をリフォーム。壁から床、家具、すべてに手をかけ、理想の空間に仕上げたインテリアの実例。試したくなるアレンジテクがいっぱいです!

壁と窓の大胆アレンジで独創的な空間に

建築の足場になっていた古材や解体した家のトタンを利用して、和室を大胆にアレンジしたRoomClipの人気ユーザーedenさん。そのワザを見せてもらいましょう。

「壁がしっくりいかなくて、壁紙を全面に貼ったことがあるのですが、それもいまいちで……今は簡易的にジュートを貼り、ペイントした木材や足場に使っていた古材を立てかけています」

とはいっても、それは部屋の一面の話。

同じ部屋でも、コーナーによって壁面を変えています。

「リサイクルショップで古いトタン板を見つけて、壁に立てかけました。サビがアートな感じでしょ」

古いものが、逆にモダンなインテリアに。

窓はセリアで購入したフレームをつなげて、窓枠を設置。

「フレームを黒にペイントして、ボンドでつなげました」

窓枠があるだけで、お部屋が引き締まった印象に。窓枠はカーテンレールにワイヤーで固定しています。

窓のサンは黒いマスキングテープを巻いているだけ。

「グレーのよくある窓でした。マスキングテープなら何度でも貼り直しがきくから、簡単」

「子どもが使っていた2段ベッドを壁の板と同じ色でペイントし、私が使っています。2段ベッドなら、布団が見えず、お部屋にお客さまを通せるから便利」

全体に黒でペイントした後、オリーブをスポンジでたたくようにのせています。

部屋にある棚は、ボックスを重ねて古材をのせたもの。

「引っ越しのとき、簡単に分解できて移動もラクだと思って」

古材を使用しているので、ペイントせずそのままでもいい味が出ています。古材は「ウッドプロ」で購入。10枚組で8,000円ほどだったとか。

壁紙やジュート、布などを両面テープで貼ったり、板を立てかけたり、壁をアレンジするだけでも、お部屋の雰囲気がガラリと変わります。お部屋に物足りなさを感じたら、思い切って壁をチェンジさせてみて。

お伺いしたお宅は……

edenさん

部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」の人気ユーザー。フォロワー数は6,000を超える。インテリアが好きで、今までハワイアンやアジアン、アンテーク風……と、いろいろトライしてきて、現在のプランツ&ヴィンテージ風のクールなテイストにたどりついたとか。


執筆:ウチダモモコ
雑誌やムック、サイトでインテリアや美容、料理など女性のライフスタイル全般について記事を執筆。

本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。