大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で20日、電飾数のギネス世界記録を再び更新した"世界一の光のツリー"が初点灯。まばゆい輝きを放つ中、"奇跡の3オクターブ"の歌声で知られる英国少年合唱団・LIBERA(リベラ)がコンサートを開催した。
「Most lights on an artificial Christmas tree /人工クリスマスツリーに飾られた電飾の最多数」としてギネス世界記録に認定された"世界一の光のツリー"は、昨年の36万4,200球から37万4,280球に増やして5年連続で記録更新し、先月12日に登場。さらにこのたび、その記録から16万球増となる53万4,280球へと大幅にアップし、ギネス世界記録を再び更新した。
Liberaの歌声が響き渡る中、新しい"世界一の光のツリー"が輝きを披露。一日限りのコンサートに駆けつけたゲストは、「LIBERAの歌声は素晴らしく、本当に天使が舞い降りたようだった。ギネス更新後のツリーも見ることができ、最高のクリスマスになった」(広島県から恋人と来場した30代女性)、「LIBERAの歌声を生で聞くことができ、涙が出た。クリスマスショーとギネス更新後のツリーを愛する子供たちと一緒に見ることができ感動した。一生忘れられない思い出となった」(大阪府の家族で来場した30代女性)と感動していた。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとLIBERAは、2011年から毎年クリスマスイベントでコラボレーション。今冬に一新した夜のライブショー「天使のくれた奇跡III~The Voice of an Angel~」では、このショーのためだけに書き下ろされたタイアップ楽曲「天使のくれた奇跡」をクライマックスで使用しており、原曲をLIBERAが歌っている。
LIBERAで唯一、日本人の両親を持つ忍久保太一くん(9歳)は、「イギリスでは今、ラグビーのワールドカップのおかげで日本が人気で有名です。今日はそんな日本にやって来られて、皆さんの前で歌うことができて、とてもうれしかったです」と感激。「スピーチをしてみんなが笑ってくれたこともうれしかったです。ギネスのツリーがとてもすごかったです。日本の皆さん、そして世界の皆さんにクリスマスの奇跡がおこりますように」とうれしそうに話した。
「天使のくれた奇跡」を作曲した村松崇継氏も「この日をとても楽しみに待っていました。リベラが屋外で歌うのは非常に貴重な経験です。リベラの歌声でギネス記録世界一の光のツリーが点灯するという、奇跡のコラボレーションにドキドキしています」と喜びを語った。