ゼネラルモーターズ・ジャパンはこのほど、キャデラックとシボレーの2016年ラインアップから、すべてのモデルに「Apple CarPlay」を標準搭載すると発表した。iPhoneと同じように、Siriによる音声認識で音楽再生などの操作が可能になる。
「Apple CarPlay」により、iPhoneで行っていることが車内でも同じようにできるようになる。操作画面はiPhone本体ではなく、車内の画面に直接表示され、Siriによる音声コマンドによって運転中でも視線をずらすことなく、ハンズフリーで電話・ミュージック・メッセージなどのiPhoneアプリケーションの利用が可能となる。
「Apple CarPlay」の操作画面は、キャデラックの車両では「CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)」、シボレーの車両では「シボレーMyLink」という名称の標準装備された統合制御ナビゲーションシステムの画面に表示される。
2016年のラインアップにおける「Apple CarPlay」標準搭載モデルは、キャデラック「ATS セダン」「ATS クーペ」「CTS」「ATS-V」「CTS-V」「エスカレード」、シボレー「キャプティバ」「コルベット Z06」となる。これらのモデルの価格など、詳細は12月14日週に順次発表される予定だ。